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テーマトーク 夏の日常
 7月に入り、梅雨も徐々にあけてきたようだ。いよいよ本格的な夏の到来。僕は夏が大好きだ。夏に生まれたから、というのもあるかもしれないけれど、僕は「雰囲気としての夏」が大好きだ。入道雲、セミの声、カキ氷、風鈴の音、緑が生い茂る木々、麦藁帽子、そして汗。タンクトップでだらだらと汗をかきながらコンビニへ行く。自動ドアが開き、ガンガンに効かしたエアコンの冷気が僕の肌に直撃する。

 冬は冬でいいところは勿論たくさんある。でも、僕は「冬の冷たさ」よりも「夏のアツさ」のほうが楽しい気分になる。ついつい飲み食いしてしまう、「冷たいモノ」は毎年僕に夏バテをもたらす。でも、バテたって、風邪引いたって、夏の熱風によって僕は元気になるのだ。

 朝は8時前に起きて、新聞とニュースを斜め読みで見る。テレビ欄も忘れない。夏休みは朝から懐かしいアニメをやっているときがあるから見逃せない。美味しんぼ、クッキングパパ、そして藤子不二雄作品、コナン。かつてワクワクしながら楽しみにしていた番組が夏休みによみがえる。それも40日間も。冬休みや春休みじゃ、こうはいかない。

 そうやってテレビを見たり、あるいは涼しいうちに勉強したり、本を読んだりして午前中が終わる。夏でも午前中っていうのは案外そう暑くないもので、色んな活動ができていい。

 午後。僕にとっての午後とは昼ご飯を食べてからのことをさす。昼ご飯は適当に食べる。どんぶりだったり、うどんやそうめんだったり、本当にいろいろだ。ボチボチ日も高くなってきて、気温もあがってくる。夏は、毎日やってくるのだ。昼ご飯を食べると、外に出かけたくなる。コンビニに行ったり、CDショップに行ったり、本屋めぐりをしたり、その楽しみ方はいろいろだ。あんまり暑いとプールに行くこともある。

 そしておやつの時間だ。おやつはコンビニで買ってきたお菓子だったり、そのとき家にある適当なものだったりする。そのとき僕はほぼ必ずなんらかの飲み物を手にする。それは、アイスコーヒーだったり、麦茶だったり…。甘いものが飲みたいときは、カルピスを作る。氷をガシガシと入れて作る、男らしいカルピスだ。

 夕方になると、日暮の美しさとともに、かすかな寂しさを感じてしまう。あぁ、今日もまた夏が通り過ぎていった。今年はあと何回、夏とともにすごせるのだろう、と…。中学のころの僕の恩師も、夏の夕方が大好きで、そして少しだけそこに寂しさを感じる男だった。夏は毎日やってくる。そして少しづつ、早くきて早く去って行くようになってしまう。お盆を過ぎると日が暮れるのがとても早くなるように感じる。僕にとっては9月の暑さというのは、いくら暑くたって、それは8月の夏のおまけ、余韻に過ぎないのだ。7月後半から8月一杯。小学生、いや幼稚園児のころから染み付いて離れないこのタームが、僕にとっての夏。

 夜は日記を書いたり、読書をしたり、ゲームなんかもしたりする。明日は何をしようかな、と思って布団に入る。虫よけ装置と扇風機のスイッチを入れて、僕は眠るんだ。夏は毎日、やってくる。